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さよならの言い方なんて知らない。7

河野裕/著

693円(税込)

発売日:2022/10/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

最強が愛したただ一人の、女性。

ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。

目次
プロローグ
第一話 シナモンひと振りの戦い
第二話 腹が減っているのか?
第三話 やり方はふた通り
第四話 生きる意味をください
エピローグ

書誌情報

読み仮名 サヨナラノイイカタナンテシラナイ07
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 越島はぐ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 304ページ
ISBN 978-4-10-180252-7
C-CODE 0193
整理番号 こ-60-17
定価 693円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2022/10/28

著者プロフィール

河野裕

コウノ・ユタカ

1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。

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