LITERARY WORK DETAIL 作品詳細
ベルサイユノユリマリーアントワネットノハナカゴ
ベルサイユのゆり—マリー・アントワネットの花籠—
吉川トリコ/著
斉木久美子/イラスト
ばらが好き。でも、ゆりはもーっと好き?
まさか、わたくしの姿がお見えになるんですの? 2018年12月28日、ひとりのパリ旅行者が知らない女から声を掛けられる。女の名は、ランバル公妃。フランス革命で虐殺された、マリー・アントワネットの女官長だった。王妃への強い思いゆえ亡霊となった彼女は語り始める。王妃を愛し、王妃に愛された女人たちのことを——。世界中から嫌われた王妃を過剰な愛で綴る、究極の百合文学!- ISBN
- 978-4-10-180165-0
- 発売日
- 2019年9月 1日
プロフィール
ヨシカワ・トリコ
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で女による女のためのR-18文学賞大賞・読者賞受賞。2021年「流産あるあるすごく言いたい」(『おんなのじかん』収録)で第1回PEPジャーナリズム大賞オピニオン部門受賞。著書に『しゃぼん』『グッモーエビアン!』『少女病』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『光の庭』『マリー・アントワネットの日記』(Rose/Bleu)『ベルサイユのゆりーマリー・アントワネットの花籠―』『女優の娘』『夢で逢えたら』『余命一年、男をかう』などがある。