新潮文庫 nex

LITERARY WORK DETAIL 作品詳細

キタンシュウシュウロクトムライショウジョノチンコンカ
奇譚蒐集録—弔い少女の鎮魂歌—
清水朔/著
今井喬裕/イラスト
骸(むくろ)を撫でる少女たちは皆十八で呪(のろい)の痣(あざ)に殺される。
大正二年、帝大講師・南辺田廣章(みなべだこうしょう)と書生・山内真汐(やまうちましお)は南洋の孤島に上陸した。この島に伝わる“黄泉(よみ)がえり”伝承と、奇怪な葬送儀礼を調査するために。亡骸の四肢の骨を抜く過酷な葬礼を担う「御骨子(ミクチヌグヮ)」と呼ばれる少女たちは皆、体に呪いの痣(あざ)が現れ、十八歳になると忽然と姿を消す。その中でただひとり、痣が無い少女がいた。その名はアザカ。島と少女に秘められた謎を暴く民俗学ミステリ。
ISBN
978-4-10-180141-4
発売日
2018年11月 1日

プロフィール

シミズ・ハジメ

唐津生れ、梅光女学院大学卒。福岡在住。『神遊び』で集英社ノベル大賞・読者大賞をW受賞。『奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌―』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補となった。