新潮文庫 nex

LITERARY WORK DETAIL 作品詳細

カギノカカッタヘヤイツツノミッシツ
鍵のかかった部屋 5つの密室
似鳥鶏/著、友井羊/著、彩瀬まる/著、芦沢央/著、島田荘司/著
456/イラスト
密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。
これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦! 鍵と糸——同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり……。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。
ISBN
978-4-10-180136-0
発売日
2018年9月 1日

プロフィール

ニタドリ・ケイ

1981(昭和56)年、千葉県生れ。2006(平成18)年『理由あって冬に出る』で鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー。著書に「戦力外捜査官」シリーズなどがある。

トモイ・ヒツジ

1981(昭和56)年、群馬県生れ。國學院大學文学部哲学科卒業。『僕はお父さんを訴えます』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞、2012(平成24)年デビュー。他の著書に、『ボランティアバスで行こう!』『さえこ照ラス』「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズなどがある。

アヤセ・マル

1986(昭和61)年千葉県生れ。上智大学文学部卒。小売会社勤務を経て、2010(平成22)年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『桜の下で待っている』『やがて海へと届く』など。手触りのある生々しい筆致と豊かなイメージに溢れた作品世界が高く評価されている。小説の他の著書として、東日本大震災の被災記『暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出―』がある。

アシザワ・ヨウ

1984年東京都生まれ。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2017年『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞の、2018年「ただ、運が悪かっただけ」が第71回日本推理作家協会賞短編部門の候補になった。他の著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『貘の耳たぶ』『バック・ステージ』がある。

シマダ・ソウジ

1948(昭和23)年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以降、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』の御手洗潔シリーズ、『奇想、天を動かす』などの吉敷竹史シリーズを中心に、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。2008年、日本ミステリー文学大賞受賞。近著に『星籠の海』『新しい十五匹のネズミのフライ』『御手洗潔の追憶』『屋上』があり、映像化、コミック化も多数。