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LITERARY WORK DETAIL 作品詳細

マリーアントワネットノニッキブルー
マリー・アントワネットの日記 Bleu
吉川トリコ/著
斉木久美子/イラスト
世界に嫌われた王妃を、愛さずにはいられない。
え、あたしがフランス王妃とかwww ウケるってかんじなんですけどー。1774年5月10日、ルイ15世が崩御し、夫・ルイ16世が国王に。だが、アントワネットへの世間の風当たりは強まる一方だった。取り巻きたちとの夜遊び、膨大な服飾費、授からない子ども、根も葉もない噂。そして、本当の恋。だが革命が起こり、すべては終わる——。王妃の最期の言葉に、涙があふれるクライマックス!
ISBN
978-4-10-180131-5
発売日
2018年8月 1日

プロフィール

ヨシカワ・トリコ

1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で女による女のためのR-18文学賞大賞・読者賞受賞。2021年「流産あるあるすごく言いたい」(『おんなのじかん』収録)で第1回PEPジャーナリズム大賞オピニオン部門受賞。著書に『しゃぼん』『グッモーエビアン!』『少女病』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『光の庭』『マリー・アントワネットの日記』(Rose/Bleu)『ベルサイユのゆりーマリー・アントワネットの花籠―』『女優の娘』『夢で逢えたら』『余命一年、男をかう』などがある。