LITERARY WORK DETAIL 作品詳細
トリモノート
トリモノート
森川智喜/著
一束/イラスト
この一つ目小僧(カメラ)綺麗な絵が描けるんじゃ。
ときは十八世紀後期のお侍さんの国。齢十六のお星が藪の中で光る円盤を発見した。この円盤、なんとひとりでに穴が開き、中には見たことのないものばかりが並ぶ。お星と幼馴染の舟彦、ふたりのティーンエイジャーは、現代から時空を超えてきたとも知らず、さまざまなアイテムに興味津々。これで難事件を解決できるかも? 技術の進歩=犯罪捜査の進歩、笑いあり涙ありの科学的捕物帳(トリモノート)。- ISBN
- 978-4-10-180061-5
- 発売日
- 2016年4月 1日
プロフィール
モリカワ・トモキ
1984(昭和59)年、香川県生まれ。京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。推理小説研究会出身。2008(平成20)年、講談社BOX 新人賞“流水大賞”佳作受賞。2010年『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』でデビュー。2014年『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』で第14回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞。その他の著書に『半導体探偵マキナの未定義な冒険』『なぜなら雨が降ったから』『踊る人形』などがある。