LITERARY WORK DETAIL 作品詳細
ヒトツヒノコノユキノナカ
ひとつ火の粉の雪の中
秋田禎信/著
遠田志帆/イラスト
鬼と修羅、宿命を負う二人の旅路が始まる――。
最強の修羅として生きる男、鳳(おおとり)は、人がみな鬼に殺(あや)められ焦土と化した村を訪れ、少女夜闇(よや)と出会う。ただ一人残されたのは鬼の血をひく娘だった。鬼を斬るのが役目の修羅だが、夜闇の手をとり旅に出る。少女の秘めたる力を狙う者どもが行く手を阻むなか、鳳は何故、命を賭して夜闇を守るのか? ――十代で描いた鮮烈なデビュー作! 著者の原点となる物語に特別書き下ろし掌編を収録。- ISBN
- 978-4-10-180023-3
- 発売日
- 2015年1月 1日
プロフィール
アキタ・ヨシノブ
1973(昭和48)年東京生れ。17歳で応募した『鬼の話』がファンタジア長編小説大賞準入選。1992(平成4)年、同作を改訂・改題した『ひとつ火の粉の雪の中』でデビュー。代表作「魔術士オーフェン」シリーズは累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。